基本理念
- あなたの一歩は自身の未来となり
- みんなの一歩は地域の未来となる。
- 今こそ、その一歩を踏みだそう!
基本方針
- 1、信頼ある組織運営と強靭な組織づくり
- 2、まちの幸せと未来を見つめるまちづくり
- 3、郷土を愛する心を持った青少年の育成
- 4、未来を見据えた「奥津軽虫と火まつり」の開催
- 5、会員の友情を広げ地域の力となる
LOMスローガン

2021年度理事長 佐々木 篤史
はじめに
1964年、五所川原青年会議所は254番目のLOMとして誕生し、先輩諸兄の英知と勇気、情熱によって私たちの住み暮らすこのまちの「明るい豊かな社会」の実現へ向かい運動して参りました。
そのような中、昨年、世界中で流行した新型コロナウィルスは私たちの住み暮らすこのまちにおいても見えない恐怖や不安をもたらし、五所川原立佞武多をはじめ様々なイベントの中止、学校の休校、マスク無しでは外出できないような日々と、何気なく暮らしていたいつもの日々がどれほど素晴らしいものだったかを考えることとなった一年でありました。
青年経済人である私たち青年会議所会員は、この新型コロナウィルスに恐れるだけでは何も前に進むことができません。
今だからこそ長年培われてきた知識と経験、そして青年ならではの柔軟な考えと満ち溢れる情熱で、私たちの愛するこのまちが明るくなるよう運動を展開していかなければなりません。
信頼ある組織運営と強靭な組織づくり
長年に渡り、様々な青年会議所運動を行ってきている当会は、地域からの信頼をいただくことによって地域の為に運動を展開することができています。
この先輩諸兄から受け継がれてきた地域からの信頼を私たちは絶やすことなく、責任ある行動で運営を行わなければなりません。
その為に、総会を開催すると共に定例会を円滑に行い、当会の組織の基盤を固め、円滑な青年会議所運動が行えるように運営致します。
また、公益法人として法令順守を的確に行い信頼ある組織の運営を行って参ります。
更には、青年会議所会員としてのスキルアップを行い、組織全体の資質向上を目指します。
組織の確かな運営と組織全体の資質向上が行われることにより、今年度も地域へ信頼ある青年会議所運動を行うことができると確信致します。
まちの幸せと未来を見つめるまちづくり
昨年の新型コロナウィルスの渦中において日常生活の制限や営業の自粛、イベントの中止など、このまちにおいても多くの影響をもたらし、住み暮らす人々もまた、例年に比べどこか侘しさが漂う状況となりました。
「明るい豊かな社会」を目指す私たちはこのような状況だからこそ立ち上り、まちを牽引する旗手としてこのまちに運動を展開していかなければなりません。
その為にも、私たちのまちが持つ「地域力」を活かし、参加した人たちがこの地域に住むことへの幸せを感じることが出来る運動を展開して参ります。
また、行政と連携し、住み暮らす人々が自分たちのまちについて考え、まちの未来へつなげる運動を展開して参ります。
まちに住み暮らす人々が幸せを感じ、未来へのビジョンを見つめることは、このまちと住み暮らす人々の明るい希望へつながることを確信致します。
郷土を愛する心を持った青少年の育成
地方の人口減少が進む日本。
私たちの住み暮らすこのまちにおいてもこれは重要な課題であります。
特に地域の宝である子供たちがこのまちから離れて行くことは大きな損失であり、課題解決の為にも、子供達の「郷土を愛する心」を育んでいくことが地域の明るい未来の実現を目指す団体、そして地域の大人としての責務と考えます。
そこで、私たちが培ってきた知識と経験を活かし、子供たち自身が郷土に触れ、郷土について考える機会を創出することにより、学校だけでは学ぶことのできない「郷土を愛する心」を育む事業を開催致します。
この事業の経験によって「郷土を愛する心」が芽生えることは地域の未来を守り、牽引する担い手の育成となり、地域への明るい未来をもたらすことを確信致します。
未来を見据えたまつり
地域の幸せを願う神事である「奥津軽虫と火まつり」。
昨年は、新型コロナウィルスの影響で運行が叶わなかったものの、境内での神事は地域の幸せ・新型コロナウィルス収束への願いとしてとても意味のあることだったと考えます。
この地域の幸せを願う想いを決して絶やすことなく、今年で49回目を迎える「奥津軽虫と火まつり」を開催し、私たちはこのまつりを伝承していかなければなりません。
その為にも未来を担う子供たちにまつりの意義を伝え、身近に感じていただく事業を開催し、末永く地域に愛されるまつりを構築致します。
また、まつりの重要性を再認識し、これからも市民が親しめる地域のまつりとしてどのようなことが必要であるか考える事業を開催致します。
このまつりを本年も開催し、未来を見据えた運動を展開することで、節目である来年の50周年、そして次の世代へと地域に愛されるまつりとして伝承されていくことを確信致します。
会員の友情を広げ地域の力となる
青年会議所は、20歳から40歳までの青年により構成されており、若いながらも柔軟な発想と気概を持ってこの地域へ様々な変革を起こして参りました。
そのような中で私たちは互いに友情を育み、それは一生涯のものとして卒業後も地域の経済や人のつながりに結びつき、「明るい豊かな社会」への一因となっています。
私たちはこれからも多くの仲間と共にこの友情を育くみ、地域の発展につなげていかなければなりません。
その為にも、会員交流の機会を積極的に設け互いを知り、同じ時間を過ごすことで絆を深めて参ります。
また、諸先輩とも交流を深め知識・経験を伝播して頂き私たちのスキルアップにつなげて参ります。
更には、会全体が会員拡大の意識を持って新しい仲間を迎え、多様性を持った活発な運動の展開と継続的な会の運営につなげて参ります。
多くの仲間と交流し友情を育むことにより、その友情が地域創生の力となり、このまちの明るい豊かな社会につながることを確信致します。
結びに
私は2011年に青年会議所に入会して以降、現在の会員は勿論、諸先輩方、市民、行政、有識者、各地青年会議所の仲間等数多くの皆様と接し、沢山の学びを得ることができました。
入会した当初は、特にまちについて考えたこともなく何気ない日々を送っていましたが、青年会議所で仲間と共に成長して行くにつれ、このまちを愛する心を持ち、少しでも自分がこのまちの明るい未来への幇助ができないかと考えるようになりました。
そのような中、昨年の新型コロナウィルスの猛威は私を含め会員全員がまちに対して行いたかった運動を展開したくてもできない悔しい思いをすることとなりました。
そのような思いで、今年は「自他共栄」をLOMスローガンに掲げさせていただきました。
互いが互いを思いやり成長し、その成長が当会の成長となり、その成長がこのまちの「明るい豊かな社会」につながる。
このような互いが成長する一連の流れを目標に行動することにより、コロナ禍にも負けない強靭な運動が展開されることを確信致します。
その為にも、会員全員が自発的に考え行動し、互いに研鑚されていくことが大切だと考えます。
コロナ禍という状況においてこのまちにできること。
それを考え、実現する力を五所川原青年会議所は持っています。
今だからこそ、その力を会員全員が力を合わせ十二分に発揮し、私たちだからこそできる明るい未来へのまちづくりを目指し、会員と共に一丸となり一年間邁進して参ります。